楽天シンフォニーとTAWALは、サウジアラビア初となる複数オペレーターの共用屋内ネットワークをKAUST(ジェッダ)内のIBS環境で稼働させると発表しました。
両社はCloud RAN技術を用い、建物内の通信基盤を統合して提供します。
TAWALは中立ホスト(Neutral Host)モデルでインフラを運用し、通信事業者は統一された屋内基盤を利用しながら自社ネットワークの運用は独立して行えるとしています。
従来のアクティブ共有方式と比べ、導入の柔軟性と効率を高め、各社の要件に機敏に対応できる点を強調しました。
導入では通信事業者のコアネットワークとの統合が完了し、5G NRとVoLTEによる最初の音声通話の実施にも成功しました。
これにより、屋内カバレッジ環境で複数社の通信サービスを支えられる準備が整ったとしています。
ネットワークは楽天シンフォニーのAI対応Cloud RANで稼働し、拡張性のある構成で共用インフラの活用を効率化します。
さらに5Gスタンドアロン(5G SA)やエッジコンピューティング、AI活用アプリへの対応も見据え、設備投資と運用コストの低減を狙うとしています。
TAWALのモハメド・アルハクバニCEOは、同プロジェクトがサウジ国内の共用デジタル基盤の前進につながり、将来の技術や屋内ソリューションを巡る規制への備えになると述べました。
楽天シンフォニーのシャラド・スリワスタワ社長も、AI駆動のクラウドネイティブOpen RANがネットワーク構築と共有のあり方を変えると語り、持続性やAIサービスの土台になるとしています。
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