KDDI、介護人材不足解消に向け、対話AI搭載型ロボットによる介護実証を実施

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KDDI株式会社は、介護人材不足の解消に向けて、対話AIを搭載したロボットによる介護実証を実施しました。このプロジェクトは、高齢者のケアと介護領域でのきめ細やかな対応の需要に応えるために始まりました。

KDDIは、2022年6月28日から2023年1月28日まで、ぬいぐるみ型の専用端末「MICSUS」を使用した実証実験を行い、介護業務の効率化と質の向上を目指しました。この実験では、高齢者の健康状態や生活状況の変化を記録する面談業務に要する時間を約7割削減することに成功しました。

本実証では、シャープの「RoBoHoN」と「MICSUS」を組み合わせることで、言語コミュニケーションだけでなく非言語コミュニケーションも取り入れ、高齢者の日常生活に溶け込むような身近な存在を目指しています。また、雑談機能や対話履歴の共有機能を追加し、高齢者の日常の関心事を収集し、健康状態や日常の関心をご家族へ共有することで、離れた場所にいる家族とのコミュニケーションの活性化を図っています。

この取り組みは、2025年問題として知られる介護人材不足の深刻化に対応し、ケアマネジャーの業務負荷を軽減し、高齢者とその家族のコミュニケーションを活性化することを目的としています。

参照元:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/11/13/7077.html

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