楽天シンフォニーは、通信事業者がネットワークを「つなぐ」から「デジタルサービス基盤」へ転換する中で、AIOpsがネットワーク運用の中核になるとする見解を示しました。
同社は、AIモデルを導入するだけでは不十分で、運用ワークフローの再設計、部門間のサイロ解消、自己判断システムへの信頼構築が本質だと説明しました。
特にAIOpsは技術より組織面が大きく、RAN、コア、トランスポート、OSS、クラウドの優先度やプロセスを揃えないと、AIは従来手順の上に載る助言ツールにとどまるとしています。
導入は一度に全体へ広げず、高い効果が見込めるユースケースから始めるべきだとし、例としてエネルギー効率改善ではデータパイプラインの特定や意思決定点、実行層、運用ガードレールを設ける手順を挙げました。
また、従来のコパイロット型は人が最終判断するのに対し、自律AIOpsは条件を感知して行動し、結果から学習するクローズドループが目標だと述べました。
信頼には透明性が必要で、説明可能性、ガバナンス、オーケストレーションを整え、モデルや判断を一元監視する「単一の監視画面」が前提になるとしています。
同社は2026年5月18〜20日にダラスで開催されるNetwork X Americas 2026で、通信向け実践としてTIPパネルに参加し、生成AIとエージェント型AIによる意図駆動の最適化やオーケストレーションを議論するとしています。
参照元:2026/05/21 「Network X Americas: Why AIOps is a Leadership Choice, Not Just a Tech Stack | Rakuten Symphony」 https://symphony.rakuten.com/blog/network-x-americas-why-aiops-is-a-leadership-choice-not-just-a-tech-stack
このニュースへのリアクション
このニュースをどう受け止めましたか?


このニュースにコメントする