KDDI株式会社、株式会社KDDI総合研究所、住友電気工業株式会社、古河電気工業株式会社、およびOFS Laboratories, LLCは、標準的な光ファイバーと同じ250μmの光ファイバーの中に12個の独立したコアを高密度に配置した非結合12コア光ファイバーと、広帯域なO帯光ファイバー増幅器を組み合わせることにより、伝送帯域幅115.2THzの超広帯域伝送実験に成功しました。
6G時代には、IoT端末やモビリティサービスの普及により、現在よりもはるかに膨大で多様なデータがネットワークを流れることが想定され、ネットワークを支えるためには光ファイバー通信の容量をより拡大することが不可欠です。
今回の成果は、6G時代のデータセンター間の大容量高速通信を支える技術となります。また、光ファイバー1本あたりの通信容量を大幅に拡大できることから、より少ないファイバ心線数で同じ通信容量を確保することができ、通常の管路や設備を省スペースで活用することが可能な技術として期待されます。
参照元:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2023/10/20/7026.html
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